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根岸中学校の授業を見学しました

根岸中学校の授業を見学しました

11月20日(日)に磯子区にある、横浜市立根岸中学校にて行われた、防災授業の様子を見学してきました。

当日は、1年生:はまっ子防災教材を用いた防災授業、2年生:HUG学習、3年生:地域のみなさんが参加される地域防災訓練の手伝いと、学年ごとにわかれて防災の学習をされていました。

今回は、1年生の防災授業に注目して様子をお伝えします。

まず、本日の授業で使用する防災教材が配布されます。

授業の様子

配布されたセット内容は以下の通りです。

・はまっ子防災ガイド
・はまっ子防災MAP
・はまっ子防災BOX
・はまっ子防災ライト
・はまっ子防災アニメーション(※学校が管理し、生徒は視聴のみです)
教材一式
教材が配布されると、ガイドを見たり、MAPで自分の家を探してみたり、早速BOXを組み立ててみたりと、興味津々の様子でした。

地図を広げる生徒
教材を広げる生徒

本日は、備蓄の学習ということで、はまっ子防災ガイドの「災害時に役立つ備蓄品」のページを使って授業が進みます。
まず、「横浜市が想定している4つの地震」のページで地震について学び、「日本で発生した大きな地震」のページで、過去に発生した地震を知ります。

教材を使い真剣に授業をする生徒
教材を使い真剣に授業をする生徒

地震については、はまっ子防災ガイドにあるQRから、プレートやP波S波について説明している動画へアクセスし、視聴しました。

動画をみる生徒
皆さん食い入るように「へぇ~」「そうなんだ!」と様々な反応をしながら視聴していました。

過去に発生した地震については、地震が起きたとき、電気やガスなどのライフラインが使えなくなることを学び、備蓄の大切さに気付けるよう導かれていました。

授業の様子
備蓄の重要性に気付いたあとは、実際に何を備えれば良いのか考えていきます。

皆それぞれどのような物を備えるのか、どれくらいの量を備えれば良いのか考えながらワークシートに記入していきます。(※ワークシートも弊社作成のものを使っていただきました。)

ワークシートを書く生徒
ワークシートを書く生徒

ループになって意見を出し合っているクラスもあり、考えを共有しながら備蓄について考えていました。

ワークシートをやる生徒
グループでワークシートをする

授業の最後には、挨拶の時間を設けていただき、はまっ子防災プロジェクトの想いを生徒の皆さんに伝えさせていただきました。

プロジェクトを説明する

2年生は、体育館でHUGの学習をしていました。

HUGとは、避難所運営ゲームのことで、避難所の出来事や避難者対応をゲーム感覚で模擬体験するものです。

体育館で作業する生徒
1グループで1つのゲームスペースを囲むように配置します。


先生が、避難者カードを1世帯単位で読み上げていき、生徒は、避難所の通路や地区割りをどうするか相談し、避難者カードを配置していきます。

想定避難所の区分けをする

3年生は、根岸中学校で行われている地域防災訓練の手伝いとして、仮設トイレや炊き出しの訓練などをしていました。

炊き出しの様子

地域の方たちと協力しながら訓練を進め、交流を深めていました。
また、放水訓練では、実際にホースを持って放水をしていました。

放水の様子

放水をしているのは全て防火服を身にまとった中学生です。

根岸中学校は、海に近い学校ということもあり、普段から津波に対する防災訓練を積極的に行われています。

そのためか、生徒一人ひとりの防災に対する興味や関心が高いように感じました。

何事も積み重ねることが大切です。今後もはまっ子防災教材を使って、防災に関する知識を育み、防災・減災力を養っていただければ幸いです。

この度は、防災授業の見学をさせていただきまして誠にありがとうございました。

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