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防災アニメーション制作の取材に同行しました!

防災アニメーション制作の取材に同行しました!

1月某日、防災アニメーションを製作するにあたって、アニメ内に登場する中学校のモデル校となる、横浜市内の中学校に撮影スタッフと取材に行ってまいりました。

撮影をするからには大きなカメラ基材を使うのかと思いきや、撮影スタッフが取り出したのは「三脚」と「スマホ」でした。この荷物の少なさには、校長先生も驚かれていました。

撮影スタッフ曰く、最近のスマホはカメラの性能がとてもよく、高機能カメラを使わなくても十分きれいに撮影できるのだそうです。
今回はアニメーションで使うイメージ画像の撮影だったためスマホで進めていきます。

まず校長先生に案内していただいたのは、職員室です。机の配置や物の配置を確認しながら、アニメで描かれるアングルに合わせて撮影をしていきます。

先生方のお邪魔にならないよう手早く撮影を終え、次は教室の撮影に向かいます。

教室に入るなり、「机の幅ってこんなに狭かった?」「私の通っていた中学校は教壇がもっと高かったな~」と中学時代を懐かしむ声があがりました。

感慨深い気持ちになりながらも、タブレットでアングルを確認しながらしっかり撮影を進める撮影スタッフ。生徒が他の授業から戻ってくる前に撮影を済ませ、次の撮影場所に向かいます。

避難所のモデルとなる体育館の撮影や、校舎保健室なども無事に撮り終え、取材は終了。
本日撮影した写真をもとに、制作を進めます。
どのようなアニメーションに仕上がるのか、乞うご期待ください。

 
そして、校長先生のご厚意で、この日行われた避難訓練にも参加させていただきました。

全校生徒に事前報告なしの避難訓練を行うとのことで、何も知らない生徒のみなさんは普段通り過ごしていました。そこへ急に地震を想定した避難訓練の放送が流れてきます。驚きながらもグラウンドにいた生徒のみなさんはグラウンドの中央へ、教室にいた生徒のみなさんは机の下へ、身の安全を確保するために行動していました。

 揺れが収まったとの放送で、全校生徒が一旦グラウンドに集合します。そこで校長先生から事前報告なしの避難訓練だったことが報告されました。

なぜ事前に報告しなかったのか、校長先生の想いとして「いつ起こるかわからない災害に対して、きちんと行動できるようになってほしい」と生徒のみなさんに語られていました。
「はまっ子防災プロジェクト」も校長先生の想いと同様、もしもの時に多くの子ども達が自分で自分の命を守れる力を育んでほしいという想いから発足しました。

実際の教育現場を見学させていただくことで、我々が作る防災アイテムで中学生のみなさんに防災を普及させるだけでなく、先生方の防災教材としてもお役に立ちたいという想いがより一層高まりました。

令和4年度9月の配布に向け、ますます努力いたします。

取材・撮影にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

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