11月6日(土)に横浜市立旭中学校で行われた、小中合同の地域防災訓練に参加してきました。
旭中学校では、同一学区にある横浜市立中沢小学校と併設型小中学校となったことをきっかけとして、平成30年から、地域住民とともに小中合同で地域防災拠点訓練を行っています。
さらに、令和2年度から独自教科「地域・防災科」を新設し、防災教育は、旭中学校の教育の中でも大きな柱となっています。
私たちはその訓練(仮設トイレ設置、照明設置、炊飯訓練、救出訓練)の様子を取材させていただきました。
(※炊飯訓練は新型コロナウイルスの影響で内容を変えて訓練されています。)
訓練当日は、旭中1年生と中沢小6年生全員が2つの防災拠点に分かれて、防災訓練を行いました。
指導は、学校の先生ではなく地域の運営委員会の方達がされており、訓練を通して地域住民と小中学生との世代を超えた交流が深められていました。
また、運営委員会の方達は、学校の先生と見間違えるほどの指導力を持たれており、地域の担い手となる小中学生のために、その知識を存分に伝えられていました。
運営委員会の方達の熱意に応えるように、真剣に話を聞き、訓練に参加している小中学生の姿も印象的でした。
中学1年生は昨年の経験を活かし、小学生の見本となるように積極的に参加し、小学6年生も初めての訓練ながら、先輩と一緒に懸命に取り組んでいました。
そして、災害時の円滑な避難所運営のためにも、定期的に地域住民の方達と交流を持ちながら訓練を行うことが大切だと気付くことができました。
この度は、取材にご協力いただきまして誠にありがとうございました。