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2024年1月23日 横浜市立浦島丘中学校で職業講話が開催されました

2024年1月23日 横浜市立浦島丘中学校で職業講話が開催されました

今回は、はまっ子防災プロジェクトより3社の協賛企業様をお引き合わせすることができましたので、
以下ご報告いたします。

1社目は株式会社ミュー(満天の湯)久下沼様からのお話しです。
教壇で話すミューの久下沼様
株式会社ミューは上星川で「満天の湯」という温浴施設を運営している企業です。
「おふろ屋さん」という親しみのある言葉で、中学生に仕事内容をわかりやすく説明をされていました。
「おふろ屋さん」は接客や清掃業務だけでなく、施設を経営していくための部署や、深夜の営業後に行う翌日のための作業など、お客様から見えない部分がたくさんあります。皆さん一人ひとりに安心して楽しんでもらえるよう日々心掛け仕事をしています。

おふろやさんの仕事を語る久下沼さん

また、地域貢献・社会奉仕活動として、災害発生時に被災者への飲料水やお風呂の提供をしています。お風呂で体調を悪くされた方への救急対応などのお話しもしてくださいました。
生徒の皆さんが、「おふろ屋さん」の幅広いお仕事内容を聞きながら、メモを一生懸命にとっている姿が印象的でした。
久下沼様、貴重なお話しをありがとうございました。

2社目は、大豊建設株式会社の稲垣様、横江様、中西様、髙田様です。
大豊建設の職業講話の様子

まずは、手がけた建設物の説明です。大豊建設の得意分野のひとつである「シールド工法」について紹介されました。
シールド工法とは大豊建設がトンネル工事に使用する特殊マシンを使った工法のことです。トンネルを掘りすすみながら断面を整備していくマシンは、現場により大きさや性能が異なるため現場に合わせて製造されるそうです。

実際にシールド工法を用いてトンネルを掘り進める技術や作業内容のCG動画を視聴した生徒さんは、その迫力と規模の大きさに驚きの表情していました。
地図を見ている生徒の様子

後半は、はまっ子防災教材を使用し、風水害についてのお話しです。
はまっ子防災をMAP使って、自宅又は学校の周辺にはどのような危険が潜んでいるかを確認していきました。生徒の皆さんは真剣な眼差しで自宅や学校を指さし、位置を探していました。
その後、アニメ「いのちのひびき 風水害編」の視聴をしたことで、風水害の知識や備えの大切さを改めて考えるきっかけづくりになりました。
稲垣様、横江様、中西様、髙田様どうもありがとうございました。

3社目は 株式会社アール・エフ・ラジオ日本の高倉様のお話しです。
高倉さんが生徒に語りかける

会社の紹介から始まり、ラジオ局の番組構成やご自身が担当する番組について説明してくださいました。
報道機関の方からお話しを聞く機会はないので、生徒の皆さんの表情も関心であふれていました。
記者としての仕事内容、記者クラブでの取材についての内容が続いていきます。
日頃は聞き手側の皆さんは、普段は聞けない製作側の体験談を聞いてにメモをとるペンを走らせていました。
高倉さんが会社や職種を生徒に語る

後半は、東日本大震災での現地取材を通して実際に目の当たりにした出来事や、現地の方から伺ったお話しをしていただきました。
現在の中学生は、大きな震災を知らない世代ということもあり、同年代の若者が亡くなった話しは非常に真摯な眼差しで高倉様を見つめながら聞いていたのが印象的でした。
最後に、生徒からたくさんの質問をうけ、高倉様は一つ一つ丁寧に受け答えをされて講話が終了いたしました。

高倉様、ありがとうございました。
新聞をつくる生徒たち

浦島丘中学校では、職業講話で勉強した内容を生徒が新聞を作り、先生や他の生徒に伝える取り組みを行っています。生徒の皆さんは講話時にとったメモを見ながら、印象的だったこと、心に響いたこと、そして仕事とは?社会とは?など学んだことをそれぞれの言葉の表現で文字にしていました。

今回の講話は、中学生時代の講師自身の気持ちや、仕事がどのようの生活の役に立っているかという生徒の目線や暮らしに寄り添った視点が、より生徒さんの心に届いたのではないかと思います。より多くの方々のたくさんのお話しを伺うことは、学びになり知恵になり、視野や選択肢が未来に広がっていくことを改めてわたくし共も勉強させていただきました。

株式会社ミュー様、大豊建設株式会社様、 株式会社アール・エフ・ラジオ日本様、ありがとうございました。
浦島丘中学校様、このような場を見学させていただき、ありがとうございました。
はまっ子防災プロジェクトは今後も中学生のキャリア教育に寄り添ったお手伝いを続けてまいります。

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