記者発表資料
はまっ子防災プロジェクト概要
はまっ子防災プロジェクトは、「横浜市危機管理室」と「横浜市消防局」の監修のもとに制作した防災教材を「横浜市教育委員会」から市内の全公立中学校に配布する共創事業です。
プロジェクトの目的
いざという時に自らの命を守るため、中学生がわかりやすく楽しく防災を学ぶことです。そして、生徒から地域共助の輪を広げて横浜市の防災力、減災力向上を目指します。
プロジェクト内容
横浜市危機管理室・横浜市消防局が監修した教材を、横浜市教育委員会を介して市内の全市立中学校に配布し、生徒の皆さんが防災についての学びを深めます。これらの運営費は企業協賛で賄われます。企画・制作・運営は株式会社ペガサスがおこないます。
アイテム配布日
2022年9月1日(防災の日)
その他配布先
市民防災センター、各区・市役所、公共施設
プロジェクトへの思い
私たちは「災害に強い街とはそこに住み、生活をする人々がその街の災害リスクを知り、協力して対応すること」であると考えます。
その考えに基づき、防災用品の製造・販売をする一企業として、この実績とノウハウを都市の防災・減災力に役立てられるのではないかと思い、横浜市に提案をしたのが「はまっ子防災プロジェクト」のはじまりです。
この「はまっ子防災プロジェクト」は、若い世代に防災意識と知識を積み重ねることができるプロジェクトです。10年20年先の未来へ向けて、防災について強化された世代を育てることが目的です。
この試みを行政・企業・学校の連携により成立させ、横浜市から始まる「新しい防災への取り組み」の実現を目指します。
はまっ子防災プロジェクト ロゴマーク
配布教材
防災アニメーション
平和な日常に突然大地震が起こった。建物は崩壊し、火災が起こり、人々はパニックに。現実を受け入れられないまま、両親の安否に不安を覚えながら、主人公は妹と祖父と共に避難所に向かう。
一瞬にして平和な日常が壊された。転校生のひびきが大地震の中、冷静な判断ができたのは、過去に風水害での被災経験があったからだった。命の危機にさらされ防災を見直したひびきはその経験をクラスメイトに語る。
避難所での生活を余儀なくされた主人公家族とクラスメイト達。疲れや不安、ストレスの中でそれぞれがすれ違っていくが、相手を思いやり協力して乗り越えていく。一人ではなく皆がいるから生きていけることと、共助の大切さを知り、前を向いて進んでいく。
はまっ子防災ガイド
横浜市を襲う災害に特化した内容で、災害時に自分に何ができるかを、防災をテーマにして主体的にクロスカリキュラムで防災を学べます。(1年:地震,津波,火災 2年:風水害 3年:自助・共助・公助)【監修:横浜市 校閲:東京書籍㈱】
はまっ子防災MAP
横浜市全18区の避難所や給水所、被災が予測されるエリアが1枚で確認できます。【制作:㈱ゼンリン 情報提供:横浜市】
はまっ子防災BOX
自分で組み立てられるお手軽な備蓄ボックス。避難所に準備されにくいオリジナル備蓄品を自ら考えて収納できます。
はまっ子防災ライト
乾電池を使用せず、わずか2ccの水のみで点灯し、約3日間連続で使用できます。未開封の場合は約30年間保存が可能です。
はまっ子防災プロジェクト 教材セット
企画書
教材を用いた授業参観の報告書
はまっ子防災教材を活用した授業の様子
7月7日(水) 教材贈呈式・アニメ試写会画像
7月7日(木)に開催されました教材贈呈式・アニメ試写会の画像です。ギガファイル便にてダウンロードしてください。(ダウンロード期限:7月22日(金))
関連リンク
● 山中竹春横浜市長と弊社代表吉川元宏対談「防災・減災啓発事業の推進に関する協定」
(神奈川新聞掲載 令和4年2月20日)