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横浜市立南瀬谷中学校の職業講話を見学しました

2023年11月30日横浜市立南瀬谷中学校に職業講話を見学してきました。

南瀬谷中学校正門

今回は、はまっ子防災プロジェクトより3社の協賛企業様をお引き合わせしました。

1社目は株式会社アールエフ・ラジオ日本 報道部の高倉様です。教壇でお話しをするアールエフラジオ日本の高倉様

高倉様は情報発する報道機関という立場から、主に災害時でのラジオの役割と特性についてお話しをされました。
ラジオは乾電池式や手巻き式など、コンセントを用いずに使用ができること、ネット環境が整っていなくても、端末単体で受信することが挙げられます。
教壇でお話しをするアールエフラジオ日本の高倉様

また、報道機関の職務にあたり大切にしていることとして「きちんと事実のみを正確に伝える」「人の考えや所感は排除し、公正な視点で物事を伝える」を心掛けているというプロの真髄を教えていただきました。
最後に、東日本大震災発生時の現地取材を通して、実際に目撃した出来事やその思いをお話しいただきました。
高倉様、貴重なお話しをありがとうございました。

2社目は泉陽興業株式会社 松下様 船田様のお話しでした。
教壇でお話しをする泉陽興業の船田様と松下様

泉陽興業株式会社は「よこはまコスモワールド」や「YOKOHAMA AIR CABIN」を運営している企業です。
生徒の皆さんにも馴染みが深く、横浜のシンボル的存在を担っている建造物のお話しを熱心に聞きいっていました。
開発の企画段階からコンセプト決定、開業までのスケジュールなど、生徒さんが想像しやすい丁寧な説明が続いていきます。教壇でお話しをする泉陽興業の船田様と松下様

特に、安全面や運航管理、メンテナンスなどの業務特有のお話しは「うんうん」とうなずくようなしぐさで聞いている生徒さんが多く見受けられました。
最後に、「モノをつくる楽しさ」「街に生き続けているものに携わるやりがい」を教えていただき、講話は締めくくられました。

松下様 船田様 ありがとうございました。

3社目は日本アビオニクス株式会社の講話です。
坂井田様がお話し、柴田様が実習 、山本様がスライドと3名で講義をしてくださいました。スライドを説明する日本アビオニクス株式会社の柴田様

最初に、日本アビオニクスという企業が皆さんの生活の中でどのような役割を担っているかの説明からはじまりました。
多岐にわたる分野の中から「自衛隊向けの製品」の説明にはいると「わあ」「おー」といったようなリアクションが起こります。
時にはクイズ形式で「この戦闘機の製造・完成までに携わった人数」などユーモアと合わせて問いかける場面もあり、答えた生徒さんの様子が印象的でした。
ポータブルサーモグラフィを操作する生徒たち

後半は、「ポータブルサーモグラフィ」を使用してのグループ実習です。
学校にある様々なものの温度の計測や、お友達の顔や手の温度が何色で画面にうつるのか、街での活用例などの説明を聞きながら関心深く楽しい授業が過ぎていきます。
終わりに、坂井田様より「何を優先して職業を決めるのか」「自分にしか感じられない達成感ややりがい」、自身の職務に対しての思いや誇りを生徒の皆さんに伝えられました。
坂井田様、柴田様、山本様 ありがとうございました。

職業講話の感想を書く生徒たち

生徒の皆さんは今回の職業講話を聞いて、気づいた点やその内容を積極的にワークシートに記入していました。
職業講話を通じて、働くことの楽しさ、苦労、やりがいとその先にあるものを感じ取ったように思います。
講師の皆さま、誠にありがとうございました。
はまっ子防災プロジェクトでは、今後も地域の輪が広がり地域社会の好循環ができる事を目標に学校と企業をつなぐお手伝いをしたいと考えています。

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